多読が継続できる4つの秘訣
何かを継続するためには、強い意思が必要です。
とは言っても、意思の強さは中々コントロールできるものではありません。
ということで、個人的にやっている「意思の強弱なしに多読が継続できる4つの秘訣」を記すことにします。
当たり前のことばかりですが、参考にして頂けたら嬉しいです。
1. 読む場所・時間を決める
- 会社の近くのスタバで出勤前に読む。30分〜1時間(ついでに新聞も読む)
- 通勤時間、「電車に乗っている30分間×2(往復)=1時間」は必ず読む
- お昼休みは(めったにないが)、余裕があれば1-2ページだけでも読む
- 湯船で半身浴しながら読む(30分〜1時間)
- 寝る前は気が向いたら読む(30分〜1時間)
- 土日は気が向いたときだけ読む(1時間〜2時間)
ほぼ確実に確保すべきは朝のスタバ、通勤時間、入浴中だけ。
それ以外は気が向いたときだけ。
これには2つの効果がありそうです。
1つ目は決まった場所・時間なので、機械的な行動になり、読むまでにエンジンをかける必要がなくなる。
2つ目は「気が向いたら」とはいえ、とにかく四六時中読み始めると、ある種の「多読モード」に突入。読んでないと落ち着かなくなります。
2. 本は常に携帯する
どんなときも肩身離さず持っています。
そのため、私はKindleを使うことをおすすめします。
何故かというと、「あー読もうと思ったけど本忘れちゃったよー」という状況が3回以上連続で起きることによって、そのうち読まなくなるという現象を避けるためです。
これ、想像できるかと思います。
ちなみに、Kindleは持ち運び安いですが、充電し忘れる可能性もありますので、「家に帰ったら携帯と一緒に必ず充電する」というルールを作っておくと更に良いです。
3. 小さな成功体験を積み重ねる
- 目標を決める。
- 本を読み終える毎に合計既読語数を計算する。
- もし時間の制約がなく、良い感じで読み進められているときは、どれくらいの時間継続して読み続けられたかを計っておく。
目標については、私の場合、まず「1冊1冊、きちんと読み終えること」から始まり、「10冊読む」、「10万語突破!」、「100万語突破!」というように少しずつハードルを上げました。
また継続読書時間もかなり有効でした。
例えば、東京ー九州間のフライトに乗った際には、1.5-2時間くらいのフライト時間があるのですが、「よしフライト中は集中して読もう」と張り切り、実際に読み切ることが出来たときには、自信につながります。
また何より、その次は2時間、3時間と集中して英文が読める時間も増えていくのです。
4. とは言え、無理しない
自分に課題を課すことに慣れていないときは無理をしないことをおすすめします(笑)
これは様々な多読本で語られていますが、読み始めて面白くなかったり、あまりに内容が理解できなかったりする場合は、途中で読むのを辞めるべきです。
私がこれまでギブアップしてきた本は例えばこんな感じです。
- Freakonomics (邦題「ヤバい経済学」)
英語の表現がオシャレすぎてついていけず。最初の数ページで諦めました。
近いうちに再挑戦したいです。
- My Japanese Husband Thinks I'm Crazy
内容的に好きなタイプの本ではありませんでした。
半分くらい読みましたが、無理するくらいなら読まない方が良いなと思い。
すみません。
半分くらい読みましたが、無理するくらいなら読まない方が良いなと思い。
すみません。
- The Chrysanthemum and the Sword(邦題「菊と刀」)
英語で読むのを憧れていますが、数ページ読み、未だ早いと思い・・・
その後手がつけられていません。
その後手がつけられていません。
ある程度本選びにも慣れてきたら、縦横無尽にレベルなんて関係なく好きな本を読んだら良い。と思ったのが、多読を進めていて思う感想です。
私の多読記録を見て頂けると分かるように、5000語程度の本を読んでいたと思ったら、突然10万語の本を読み始めたりしています。
これには理由があって、私自身ビジネス書は日本語でも英語でもある程度読んできた経緯があります。そのため、同じレベルの本でも、ジャンルが違うことによって、さらさら読めたり、そうでなかったりするわけなんです。
またジャンルが同じでも、作者の癖によって、読みやすさが変わったりもします。Freakonomicsはまさにそうでした。ビジネス書だから読めるかな?と思ったのですが、とんでもありませんでした・・・。
一方、The Hard Thing About Hard Thingsについては、意外と読めました。こちらの本は比較的簡単な英語で書かれています。スタートアップの資本政策等の簡単な知識があれば乗り越えられます。
以上です。私もまだまだ継続して、英語の基礎体力を上げなくてはならない身です。是非他にもアイディアがあればどなたかコメント頂けると嬉しいです。