Book 26 The Hard Thing About Hard Things
語数: 約108,000
難易度: ★★★★
Holesが読めたことで調子に乗って読み始めたのがBlossom Streetシリーズ。
そして何を血迷ったか、昔から読みたかったThe Hard Thing About Hard Thingsを原文で読みました。
読み切りました・・・。
恐らく毎日約2500ワードをダラダラと2ヶ月弱読み続けました。
語数はどこにも参照する場所がなかったため、想定で書いております。
計算方法は
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304ページ × 90%(本文のページ数想定) × 1行当たりの語数約12語 × 1ページ当たりの行数33行
=108,345.6語
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ちなみに、Zero to One (こちらもアントレプレナーシップ関係の洋書ですが)は早々に諦めました。個人的にThe Hard Thing About Hard Thingsよりも難易度高めでございます。
The Hard Thing About Hard Thingsは地に足ついた、コテコテ、泥の中を這って来た起業家が書いたビジネス書ですが、Zero to Oneは知的で「なんだか小難しいことを言うなー・・・眠」という出だしだったので、諦めました。
作者の生い立ちやパーソナリティが同じアントレプレナーでも全然違いますね。
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- The Hard Thing About Hard Things- Ben Horowitz
彼はコロンビア大学でコンピュータサイエンスを専攻していた方。その後新卒でベンチャー就職、複数社経験後、起業。コロンビア大学って、アイビーリーグですごいじゃないか!って思いますが、本にも書かれている通り、ハーバードやスタンフォードのMBA出身じゃないことにコンプレックスを抱いているような一面がありました。
この本は作者の生い立ちから始まります。
彼はスタンフォードで法律専攻。歴代アメリカ大統領もそうですが、アメリカは法律専攻=エリートって感じがします。新卒で投資銀行に入社し、ファンド運用会社を設立。
大学で法律専攻前は哲学を専攻していたみたいですね。それ故か、Social Criticの肩書きがあります。出だしの入社面接の話から、辛くて辛くて・・・。
近いうち再チャレンジをします!
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Book 25 The shop on blossom street
語数: 101,383
難易度: ★★★☆
Holesが読めたことで調子に乗って読み始めたのがBlossom Streetシリーズです。
読むのに1ヶ月くらいかけたかもしれません・・・。
シアトルのブロッサムストリート沿いに編み物のお店を開いたリディア。リディアがお店で始めたの編み物教室に通う3人の個性的な女性。この4人の登場人物それぞれのストーリーが展開されていきます。
女性の観点から見た人生って、確かにこうかもしれない!と途中からのめり込みました。リアルな3人の女性の人生、それぞれの悩みが、まるで編み物の縦と横の糸が混じり合うように交互に語られていきます。物語の構成も面白いんです。
シリーズものですが、1冊ずつ完結するのでおすすめです。
少し背伸びをしましたが、なんとか読めました。Holesより読みやすかった。
作者のDebbie Macomberはニューヨークタイムズで一番売れている小説家。このブロッサムストリートシリーズは12冊も出ています。めちゃくちゃ面白いってわけじゃないのですが、徐々にお話の続きが気になって来て、徐々に物語に引きずり込まれる。まるでスルメのような小説です。
- The Shop on Blossom Street
- A Good Yarn
- Susannah's Garden
- Christmas Wishes
- Back on Blossom Street
- Twenty Wishes
- Summer On Blossom Street
- Hannah's List
- A Turn In The Road
- Starting Now
- Blosson Street Brides
- THE YIPPY, YAPPY YORKIE IN THE GREEN DOGGY SWEATER
Debbie Macomber — #1 New York Times and USA Today Bestselling Author
Book 24 Holes
語数: 46,938
難易度: ★★★☆
誤った窃盗容疑をかけられてしまったスタンリーがCamp Green Lakeの少年院で課せられたのは・・・毎日炎天下の中大きな穴を1つずつ掘ること。
遂に来ました。
多読をする方にとって、登竜門的な本となっているのがこのHolesです。
途中途中、正直難しかったです。100%理解じゃないにしても、なんとか話の脈をたどれるレベルで最後まで到達した感じ。
特に読み始めは少し辛いですが、お話が後半になるにつれて、序盤にある布石が徐々に線と線で結ばれていきます。
アマゾンのレビューにもあるように、
"It's a strange story, but strangely compelling and lovely too."
まさにこれです。
現実世界のお話ではない。でも、ハリーポッターのような魔法の世界でもない。
ちょっとずつ、何かがおかしい。
これまで読んできた23冊のレベルからは大きく背伸びをしました。
この本の難しいところは、この「何かがおかしい」というところをきちんと読み取れるかどうかだと思います。
突然時代背景が変わりますし、そこで重要な布石を読み飛ばしてしまうと、後戻りができません。
平然を装って、淡々と書かれている作風故に、読み飛ばしてしまいそうになります。
でも良いんです(笑)
まずは大意が取れて、楽しめれば。
私自身この先も更に無謀な読み方をしますが、結果として読み切ることができれば問題ないという確信に至っております。
Holes、オススメです。
ブログタイトルを「日本人のコンプレックス。英語のハナシ。」に変えました。
もう少し幅広に英語の話をしたいと思いまして、ブログタイトルを変更致しました。ついでにこのブログの目的とか、英語とcocomiの関係についても触れたいと思います。
まずはタイトルを変えた理由
多読の記録以外にも、英語についてたくさんのことを書きたいので。「多読」縛りのタイトルだと良くないなと。
何故「日本人のコンプレックス。英語のハナシ。」?
日本人て、すごく英語コンプレックスが強い。でも日本だけじゃない。中国も韓国も、どこだってそう。でもあれ?これは「英語」コンプレックス?「白人」コンプレックス?すごく複雑な感情のような気もします。人種のこととか、日本人って何だっけ?みたいなことにも興味があって。批判されても良いので、私の思うことをたくさん書きたいのです。「英語」というものを通して、その辺、お伝えできたら嬉しいです。
英語とcocomi(私。ブログの書き手)の関係
純ジャパ(生粋の日本人)です。偏差値が30台だったので、受験の時に英語を必死に勉強しました。もちろん日本教育の英語です。20代で2回渡米しました。1回目は留学。2回目は仕事。何れも1年ずつくらいです。アメリカ人もビックリする程のド田舎にいました。
TOEICは950点。TOEFLは107点です。自分の英語力には全然満足出来ていません。日本人には「英語が出来てすごい」と言われ、ネイティブには「変な英語。あんまり上手くしゃべれない」と言われます。
誰に読んでもらえるブログか?
私の中ではこんな気持ちを考えながら書いているつもりです。なので、どれかに当てはまる人には読んでもらいたいです。
- 偏差値30台の純ジャパ
- 帰国子女だけど実はロクにしゃべれない人
- 日本人には英語が出来ると思われているけど内心で外人恐怖症な人
- 正直、帰国子女とか留学はチートだと思う人
- 英語は出来るようになりたいけど、「aha」とか言ってる自分がキモイという人
- 英語の意外な側面を知ると面白いと単純に感じる人
- 何でも良いけど役に立つ情報があれば嬉しいという人
- 回り回って、結局日本が一番なんじゃねと思う人
引き続き多読の記録についても投稿する予定です。
皆様、宜しくお願いします。
読者になって頂けたら嬉しいです!
多読が継続できる4つの秘訣
- 会社の近くのスタバで出勤前に読む。30分〜1時間(ついでに新聞も読む)
- 通勤時間、「電車に乗っている30分間×2(往復)=1時間」は必ず読む
- お昼休みは(めったにないが)、余裕があれば1-2ページだけでも読む
- 湯船で半身浴しながら読む(30分〜1時間)
- 寝る前は気が向いたら読む(30分〜1時間)
- 土日は気が向いたときだけ読む(1時間〜2時間)
1つ目は決まった場所・時間なので、機械的な行動になり、読むまでにエンジンをかける必要がなくなる。
2つ目は「気が向いたら」とはいえ、とにかく四六時中読み始めると、ある種の「多読モード」に突入。読んでないと落ち着かなくなります。
どんなときも肩身離さず持っています。
何故かというと、「あー読もうと思ったけど本忘れちゃったよー」という状況が3回以上連続で起きることによって、そのうち読まなくなるという現象を避けるためです。
これ、想像できるかと思います。
ちなみに、Kindleは持ち運び安いですが、充電し忘れる可能性もありますので、「家に帰ったら携帯と一緒に必ず充電する」というルールを作っておくと更に良いです。
- 目標を決める。
- 本を読み終える毎に合計既読語数を計算する。
- もし時間の制約がなく、良い感じで読み進められているときは、どれくらいの時間継続して読み続けられたかを計っておく。
目標については、私の場合、まず「1冊1冊、きちんと読み終えること」から始まり、「10冊読む」、「10万語突破!」、「100万語突破!」というように少しずつハードルを上げました。
また継続読書時間もかなり有効でした。
例えば、東京ー九州間のフライトに乗った際には、1.5-2時間くらいのフライト時間があるのですが、「よしフライト中は集中して読もう」と張り切り、実際に読み切ることが出来たときには、自信につながります。
また何より、その次は2時間、3時間と集中して英文が読める時間も増えていくのです。
自分に課題を課すことに慣れていないときは無理をしないことをおすすめします(笑)
これは様々な多読本で語られていますが、読み始めて面白くなかったり、あまりに内容が理解できなかったりする場合は、途中で読むのを辞めるべきです。
私がこれまでギブアップしてきた本は例えばこんな感じです。
- Freakonomics (邦題「ヤバい経済学」)
- My Japanese Husband Thinks I'm Crazy
半分くらい読みましたが、無理するくらいなら読まない方が良いなと思い。
すみません。
- The Chrysanthemum and the Sword(邦題「菊と刀」)
その後手がつけられていません。
ある程度本選びにも慣れてきたら、縦横無尽にレベルなんて関係なく好きな本を読んだら良い。と思ったのが、多読を進めていて思う感想です。
私の多読記録を見て頂けると分かるように、5000語程度の本を読んでいたと思ったら、突然10万語の本を読み始めたりしています。
これには理由があって、私自身ビジネス書は日本語でも英語でもある程度読んできた経緯があります。そのため、同じレベルの本でも、ジャンルが違うことによって、さらさら読めたり、そうでなかったりするわけなんです。
またジャンルが同じでも、作者の癖によって、読みやすさが変わったりもします。Freakonomicsはまさにそうでした。ビジネス書だから読めるかな?と思ったのですが、とんでもありませんでした・・・。
一方、The Hard Thing About Hard Thingsについては、意外と読めました。こちらの本は比較的簡単な英語で書かれています。スタートアップの資本政策等の簡単な知識があれば乗り越えられます。
Book 22 The Coldest Place on Earth
語数: 5,500
難易度: ★★☆☆
実話をベースに、当時の状況が細かく描写されており、こちらまで震えそうになりました。
Oxford Bookworms Libraryもレベル分けされています。
Starter, Level 1, 2, 3, 4, 5, 6の7段階です。
今回の本はLevel 1ですが、侮れません。
自分がどのレベルから読めば良いか迷った方は以下のサイトでテストが受けられます。
https://elt.oup.com/student/bookwormsleveltest/?cc=fr&selLanguage=en
例えば今回の本を読まれた方で簡単だと思われたらLevel2を選択してテストを受けてみて下さい。
80%正解すれば、あなたはそのレベルです。また、95%を超えた場合は、次のレベルに進むことをお勧めします。と、サイトに書かれております。
但し、試しにLevel 1 と 6 をテストしてみたところ、両方とも30点中26点でした。
やはり自分の読み心地を信じるのが一番か・・・。